【皆様へ】2026!まずは天窓ワンマンに向けて
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。
2週間後に迫ったワンマンライブに向けて、いまの心待ちをお話しようと思います。
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まずこれまでのことを振り返って。
はじめてのライブは、2017年1月でした。
そこから数えたら、ちょうど9年。
高校生の頃、友人が歌っているのを聴いて出会った、井上緑さん。そして出会ったライブハウス。四谷天窓。
人生2度目となるライブでは、オーディションライブとして早速天窓に立っていました。笑
憧れの人たちの名前が書かれたパスが壁中に貼られた楽屋で、“あぁ、ここでいつも歌っているのか…”と体を震わせていたことをよく覚えています。
そしてその場所で出会った先輩アーティストたちも沢山います。
学生でライブ活動の頻度を節制していた私は、歌った回数こそ多くはないですが、自分がお客さんとして足を運んだ回数だけでいえば今も尚更新されない場所です。
外階段で、入場まで待つあのそわそわした時間。よく見えるように前に座ろうか、じっくり浸れるように後ろの座敷に行こうか悩んだり。ソフトドリンクなのに顔が熱くなるような、オープン中の高揚感。はじめて物販に並んで、会話をした瞬間。はじめて自分でCDを買って、サインをお願いできた勇気。だいすきな人の活動休止の発表。憧れのひとと対バンが叶った日。楽屋で時間ギリギリまでひたすら練習をする先輩の姿を見たり。
10代のわたしにとって、全てが新鮮で、どの景色もやたら大きく見えていました。
ライブをやろう!と動き始めた頃はとにかく、能動的な時期で、自分にできることをとにかく増やそうと必死だったと思います。
でも実際、自分にとって1番はお芝居であったし、役者を目指すことしか頭になくて、音楽についてなんて考えたことあんまりなくて。ただ夢中で、憧れを追いかけて、自分の歌を書いて、それをステージで歌うことがとにかく楽しくて。
そうやって続けていくうちに、いろんな人と出会って、憧れが増えて、こうなりたい、という姿も増えて、カバー動画をあげてみたり、コードを真似して曲を書いたり、インディーズアーティストのツールのひとつ“Eggs”をはじめたりしました。
舞台「ねがいぼし」で主題歌を書いてもらった上野さんとの出会いも、Eggsでのエントリーを通過して出演したイベントでした。
新宿LOFT、バンドも弾き語りも出演していたイベントでした。バンドのチームワークと、音の厚さと、圧倒されていたとき、自分と同じように弾き語りであるにも関わらず、一瞬で会場を巻き込んでしまうようなステージをしていた上野さんに私も釘付けでした。
打ち上げで、勇気を出して「CDまだありますか…?」と声をかけたことも。
そして音楽を始めて、2年。当時すごくお世話になっていた、下北沢Lagunaのブッカーさんに手伝ってもらい、はじめての自主企画を開催。
そしてこの直後、Eggsを通してエントリーしたオーディション“ティーネイジサイタマ2019”にてグランプリを獲得し、地元かつ憧れのさいたまスーパーアリーナのステージに立つことが叶います。
https://vivalarock.jp/2019/report/oto.html
広い楽屋、広いバック通路、大きいステージ。人生で1番多くのお客さんを前にしたステージでした。
いまでも、「ビバラでみてました!」と声をかけてもらうことがあって、覚えていてもらえることが、本当に嬉しい。
このステージを機に、2019は翌年のビバラに向けた、キックオフビバ、肉フェスなどのイベントに出演させてもらったり、すごく濃い時間を過ごしていました。
しかし、ここでみんなが苦しんだコロナ禍の波がやってきます。
舞台「ねがいぼし」も上演延期。ライブハウスも自粛。あちこち色んなリスクに怯えて、字の如く身動きが取れなくなってしまいました。2020年の同オーディションでも歌わせていただくはずでした。
ここが、ひとつ挫折した節目だったと思います。人生で一番底まで落ちました。笑
高校生の頃から発作はあったものの、より一層悪化。正式にパニック障害の診断を受け、電車に乗れなくなり、仕事を休み、そんなときに祖母とお別れをして。そのまま鬱になり、自分の力では生活ができなくなり、全部を諦めていました。
それでも、音楽を、ずっと流していました。
やけになって色んなものを捨てて、物が減った部屋の中で、布団に潜りながら、遠くでスマホからひたすら曲を流していました。
「やっぱり、もう一度頑張りたい。」と、思える自分がいました。
これが2020年おわり〜2021年。
ここから、色んなことを立て直そうともがく生活がリスタートしました。
舞台から始まり、自分の音楽について、発信の仕方について、悩んで、悩んで、悩んで。
とにかく動こうと、試して失敗して、を繰り返して、今のペースを掴みはじめました。
コロナがなかったら、あのオーディションの波のまま、今みたいなリズムをもっと早くに巻き起こせていたのかもしれないのに。とタラレバ話が溢れそうになるときも、正直あります。
挫けずにいられたら、もっと早くに、色んなことに挑戦できたかもしれないのに、と。
でもあの大変な時期の中でも、模索して戦っていた仲間もいます。ピンチをチャンスに、まさしく活躍を果たしている人もいるし、乗り越えて今大きな舞台に立っている仲間もいます。世の中こそ、あの時期を経て、今大きく変化している文化が沢山あります。
比べてしまえば、悔やんでしまえば、出遅れてしまったような、頼りないところもあるかもしれないけれど。
今は今で、私らしさの入り口を見つけています。新しく、また2度目の波に手をかけようとしています。
あの頃よりももっと高い波になっているし、余裕もないですが
もがいていた数年前よりも、小さくとも確実な手応えは感じています。着実に、力をつけている自信があります。
そしてなにより、誇りを持って、自分の言葉を歌えています。
努力が結果に比例する世界ではないし、ゴールが目に見えるものではないけれど
積み重ねた時間や出会いが、次に繋がっていることが、本当に嬉しくて、人生に実りがあると感じられています。
自分に誇りを持てるようになったのも、きっとそのおかげ。
何度目かになる、2週間後の天窓ワンマン。
今の私にとって、ワンマンだから特別なのではなく、天窓の空間に自分の世界を投影させることが特別なのです。
原点ともなる場所に、9年間を経て次の波に乗ろうとしている自分が、9年間で出会った人を招いて、新しい自分として、あらためてその場所を踏み締めに行きます。
あの頃憧れていた、先輩たちのように。自分が好きな場所にとって、ふさわしくあれる自分であれるように。なりたい自分であれるように。
覚悟と、ときめきと、勇気の心臓の音。
誰が見るより自分から見て、かっこいい自分でいたい!
1/23(金)、神楽坂天窓
単独公演「Kodo-鼓動-」
あらためて、よろしくお願いします。

2026.01.23(金) 神楽坂天窓
おと.単独公演
「Kodo-鼓動-」
“一本の物語と共に、紡がれていく演奏”
open 18:00 /start 18:30
前売 ¥4,000- / 当日 ¥4,500-
※各1Drink別
※手売りチケットあり
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